2012-03

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《拡散》【衝撃の事故後の顛末】のはなし

こんばんは。
仲間の飼い猫が秘密基地内を、遊園地と間違えて狂喜しながら遊んでいます。
怪我をしないか心配です。

さて、今夜の話題は【衝撃の事故後の顛末】のはなしです。
藤岡弘、さんの著書やさまざまな書籍で、藤岡弘、さんが苦しんでいた事などが掲載されていましたが、今夜は、事故後に出た視聴率をめぐってのはなしです。

第10話で藤岡弘、さんはバイクでの事故に遭い、事故対策会議をやっていた頃に初回の視聴率(関東)が出たのであった。当時は、データが判明するまでに相当の時間を要していたのであった。


以下「仮面ライダー列伝」抜粋
この事故対策の会議をやっていた頃に初回関東8.2%の問題の視聴率が出たのである。・・・

毎日さんの庄野部長は、主役対策で東京に来ていたが、東京支社に行けば視聴率はすぐ判るのだが、もし悪かったら嫌なので外の公衆電話から電話して聞いたのだそうだ。
「目の前真っ暗になりましたよ。せめて12%欲しかった。くらくらっとなって電話機につかまって耐えましたんや」
判るねえ。映画部の命運掛けた『仮面ライダー』。前番組の4%に比べれば倍増だが、そんな冗談を言ってられない状態だったのだ。
「私はついてないなあって思いましたよ。頼みの綱の新番組は放映しない中に主役が駄目になるし、せめて視聴率でも良ければ切り抜けてと思えば、8.2%。世の中真っ暗だったなあ。」

その8.2%の低視聴率対策会議の招集されたのは、その翌日だったが、生田から遅れて駆けつけた私が会議室に入ると、庄野さん、引野さん、石井さん、左近さん、東映から泊さん、阿部プロが神妙な顔をしてシンと静まりかえっていた。
「平山さん。関西の視聴率、いくらか聞きましたか?」
当時関西の視聴率は昨今の様に関東と同時でなく一日遅れて出たのだ。
私は、内心舌打ちをした。
「・・・チェッ参ったなあ。大阪だってそんなに良い訳はない。それにしてもこの雰囲気じゃ、ひどく悪かったのかな?・・・」
それでも、あまり低く言うと、こいつそんなに自信が無いのかと勘ぐられると先々よくないなんて考えていた。
「うーん」
耐えかねた様に庄野さんが笑いだした。
「20.1ですよ!20.1%あったんですよ!」
一同、私の困惑が余計おかしかったんだろう、どっと笑いこけた。
「そうでしょう。大阪は、『頭の体操』無いんですよね」
私は癪だから、20%オーバーも当然って顔して言ってやった。不安は無かったわけじゃない。しかしオンエアに見たインパクトは確かなものを感じていた。
「来るぞこれは!」
沢山番組をやって来た勘がある。パワーを感じる番組は初回悪くても、やがて上がって行くものなのだ。

でも、庄野さん以下毎日勢は嬉しかったと思うよ。ここ何年か関西だけでも20%オーバーなんて取ったこと無い、問題の枠だったんだもの。それに、又、これはこの『仮面ライダー』が20%取れるパワーを持った番組だという事を確認できたわけだから。
「関東も、いずれ上がって20%超えますよ。今バタバタして番組いじり壊すのだけは止めましょう」
私はカサに掛かって駄目を押した。

しかし番組にも運の強いのと弱いのとあって、運の弱い番組は大事な所で強烈な事件やニュースなどに出会って潰されてしまうののもある。『仮面ライダー』は運の強い番組だった。
この日の20.1%なんか全くそうだ。
もしその翌日これが出たとしても、この日の会議は8.2%について、なにがしかの強化策を施さねばならなくなっていただろう。大体強化策なんてものはテレビ局やスポンサーへの言い訳に出す物で、苦し紛れのゴマカシでしかない。
スタータレントを出しますなんて言っても、主たる視聴者である子供にはそんな者、大した魅力でもない。むしろそんな奴がウロウロすると、早く見たい仮面ライダーの出が遅くなったりでイライラして、他番組にチャンネルを回してしまうだろう。こういうのを弄り壊しだと私は思うのだ。
それが昨日の今日、20.1%で好転し、変な強化策なんて考えなくても良かったなんて、本当に運が強い番組というべきだろう。
そう言えば、主役の負傷欠場という致命的なトラブルも、2号ライダーというアイデアをもたらし、後々ダブルライダーの感激の登場などシリーズに幅を作ってついにはV3の登場を生んだのだから、よほど運が強かったのだろう。

以上抜粋

当時、視聴率至上主義であった時代。
制作側のてんやわんやとは別の部分での顛末でありました。

主役負傷欠場で、つまらない方向へ進んでいたとしたら『変身』ブームは起きていなかったであろうし、1970年代からの特撮ヒーローの時代は、どうなっていたかなど想像もしたくない。

あの時、父、平山亨が大半の意見を退けて、切り抜けてきたからこそ『仮面ライダー』があると言っても過言ではない。父が現役を退いても『仮面ライダー』の血が脈々と受け継がれているということは、世界観や様々な設定が変わろうとも、みんな『仮面ライダー』が好きで何かを期待しているという現実があるのだ。

では、また。

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テーマ:仮面ライダー - ジャンル:テレビ・ラジオ

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父、平山亨は、2013年7月31日23時24分心不全により他界いたしました。

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