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脚本家【伊上勝さん】のはなし

仮面ライダー・仮面の忍者赤影・隠密剣士・・・ 伊上勝評伝 昭和ヒーロー像を作った男仮面ライダー・仮面の忍者赤影・隠密剣士・・・ 伊上勝評伝 昭和ヒーロー像を作った男
(2011/02/01)
井上 敏樹、竹中 清 他

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こんにちは。
昨日は、父の見舞い日でしたが、体調も安定している様子で息子の私も一安心しているところです。

一緒に並んで観た俳優 佐々木剛さんの60分の映像は楽しい時間を共有することができました。
関係者の話では、現在非売品であり全国各地で上映会、トークショー、サイン会を行いますのでお近くの方は是非とも足を運んでいただけたらと思います。詳細は、左側にリンクを貼りましたのでご確認ください。

さて、今日の話題は脚本家【伊上勝さん】のはなしです。

伊上さんは、長年にわたり父の番組の脚本を書いていただいていました。
息子が幼少の頃に、「伊上さんがね・・・」という話が父から出ていたのを憶えていますが、内容までは・・・。
昨日も、父との会話で「伊上勝さん」の話題になりこんな事をつぶやいていました。
「伊上さんのような本を書ける人をずっと探しているんだけど、中々いないんだ。」

父は、30分番組(正味はもっと短いですが)をつくる上で、大変苦心していました。
この本の文中で伊上勝さんの息子さんが語っています。
「父のシナリオは、紙芝居・・・」
その話を、父にしてみました。
「そうだよな。余計な説明はあえてしないところがいいんだ。そうすると、監督もぶつぶつ云いながら創作意欲がかきたてられるんだよな」
父は、監督 山田稔さんと脚本家 伊上勝さんの腕を大変評価しており、父の東映での仕事において多数仕事をお願いしていました。

父は、いろいろな本の中で伊上勝さんのシナリオを催促し、無言の待ち伏せ(伊上さん宅にクルマを寄せて待っていた)してたとの文章を書いていますが、この本では伊上家の中で起きていたことが記されています。

父は、こうも云っていました。
「シナリオって、するする書けるときは本当に気持ちがいいんだよ。それが、書けなくなると・・・」ここで父は言葉が出なくなりました。
きっと、父も同じ活動写真に携わる人として、そしてプロデューサーはシナリオが上がらないと始まらないという重責から、多くは語らなかったのだと推察します。

この本の中で、伊上勝さんを知る 作詞家 阿久悠さん、監督 田村正蔵さん、元東映プロデューサー阿部征司さん、脚本家 長坂秀佳さん、東映専務取締役 鈴木武幸さん、そして父 平山亨が 語っています。

『仮面ライダー』が大好きなFanも、この本を購読して番組関係者の壮絶な人生を知るのも良いことだと思っています。

父が、ポツリと云った言葉
「紙芝居って、もう街で見かけないよな」

時代は、変わっていきます。続くもの、廃れてしまうもの。
少なくとも『仮面ライダー』は、続くものと信じております。

では、また。


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父、平山亨は、2013年7月31日23時24分心不全により他界いたしました。

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