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拡散希望!!【父と《うしおそうじ》さんとの繋がり】のはなし

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(2010/03/03)
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こんばんは。
このところ、父の関係でバタバタとアクアラインを頻繁に往復しております。
千葉県側にひとつの入口である、木更津金田IC近くにオープンした三井アウトレットパーク?が大変賑やかになっております。千葉県側が活性化するのは良いのですが、その施設周辺とアクアラインが大変な渋滞を引き起こしております。土日の夕方など、アクアラインが10km渋滞などと表示され、高速道路の意味が成さない状態であります。当然、『海ほたる』は満車続きで、トイレにも行く事が出来ません。こちらにお越しの際は、アクアラインを通る高速バスを利用なさるのも得策です。東京から1時間かかりませんから。また、追突事故なども散見されます。楽しい休日を台無しにせぬように、お気をつけて、お出かけください。

今日の話題は【父と《うしおそうじ》さんとの繋がり】のはなしです。

先日、ブログ記事で【変身忍者 嵐と快傑ライオン丸とウルトラマンA】の反響に驚いております。
その“快傑ライオン丸”を制作したピープロの元代表、故鷲巣富雄氏(2004年3月28日没、享年83歳)が漫画家《うしおそうじ》さんである。その事実は、有名な話であるが、何故漫画家としても活躍するに至ったのか、父のメモがあった。

故鷲巣富雄氏は、何しろ、東宝教育映画部で円谷英二氏を助けて、東宝特撮の基礎を築いた人であるのだ。円谷英二氏の特撮技術に加えて故鷲巣富雄氏も特撮技術の他に、自身アニメの技術を持っていたのだ。
しかし、この東宝教育映画部制作のアニメ映画が随分あったことは知る人が少ない。そういう鷲巣さんが故手塚治虫先生をしのぐ売れっ子漫画家《うしおそうじ》先生であることを知っている人は多いが、アニメ技術者であり、特撮技師であった鷲巣さんが、どうして漫画家になったのか、そのルーツを知る人は少ないのだ。

1945年8月15日に日本が無条件降伏をして太平洋戦争は終わった。占領軍としてアメリカ軍が占領して、我が敗戦国民は朝から晩までオドオドと占領軍のご機嫌を伺って暮らしていた。米国人の国民性だろうか陽気で気さくな彼等は意外におとなしかったが、しかしながら何といっても占領軍である。ご機嫌をそこねたら、何をされるか判らないのだ。

1948年、私は(平山亨)、まだ、旧制成蹊高等学校の学生だったが、鷲巣さんたちの東宝砧撮影所では労働組合と会社の団体交渉が拗れてストライキになり、撮影所に立てこもった鷲巣さんたち組合員を排除しようと武装警官2千人に米軍の戦車まで出動して「東宝争議」は歴史的大騒動になった。長引く労使対立、賃金カットに対応して組合員それぞれが得意技で生活費を稼ぐことになり、絵の描ける鷲巣さんは漫画を描いて雑誌社に持ち込んだら、これが大ヒットになったという偶然。鷲巣さんは《うしおそうじ》として手塚治虫さんを凌ぐほどの漫画家になってしまったのだ。

こうやって、特撮技師でありアニメ技術者であり、映画制作会社ピープロの社長経営者であり、売れっ子漫画家《うしおそうじ》である鷲巣富雄さんが誕生したのだ。

父の大先輩である、多彩な名人達人としてお互いにテレビ業界で競い合っていたのだ。

父は、現役を退いてからいろいろなことを息子に教えてくれる。
父自身は、物語を作り上げる文芸面では、自他共に認める才能を発揮するのだが、本来のプロデューサーの仕事である予算の事やキャスティング等など、父を助けてくれる存在が居たからこそ、あれだけの本数の番組を世に送り出すことが出来たのだ。
【伝説のイベント】で、もう笑い話で済ませてくださる、阿部征司プロデューサーなどが『もう、平山さんが「じゃ、よろしく」っていなくなっちゃうんだもん』と仰るし、穴があったら隠れたかった。しかも、忙しい父を捕まえるのにスタッフは大変苦心されたとか。自宅にも、度々父の所在を尋ねる電話もあったが、自宅から出たら最後、何処で何をしていつご帰還するかなど、一切言わない父に、家族はこれが当たり前という感覚になっていった。

父に、社会人になる進路を真面目に相談した時も、父と同じ仕事を選択することに「決して肯定する事のない返事」しかしなかった。
今となっては、家族を犠牲にするかもしれないこの業界で同じ道を歩ませる事が父としては賛成できかねる事だったかもしれない。昨年に緊急入院から、父の世話をしながら代理として様々な方にお会いするうちに、「ああ、父に反対されても同じ道を歩んでおけば」と悔やむ事しきりである。

かわりに、父が私に勧めたのは「法律」を学べ、ということだった。
父が、最近口を開いたのだが、あるとき何方か法律の専門家だという人に「平山さん、こんな事も知らないで良くここまで生きてこれましたね」とズバリ云われたという。
「法律は、社会的には知っていて当然という部分もあり」父は、自分と同じ辱めを受けさせない為に、「法律」という事に拘ったのだ。しかし、諸事情もあり当面、公称無職ということでお願いします(笑)

また、話が脱線して申し訳ない。
今日の話題は、ここまで。
では、また。

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