2017-11

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平山亨の初監督映画シナリオの秘密

写真 (1)

オヤジ殿の初監督映画台本です。(画像が横になってごめんね)

幾度の引越しがあっても、この台本を含め大事に保管しているものが数冊あります。

昨年11月に講談社から出版させていただいた

【泣き虫プロデューサーの遺言状】

のカバーに掲載させていただきました。

その表紙裏の余白の所狭しとオヤジ殿の悪筆が踊っています。

今日は、その文章を公開します。

映像で語れ。
悲しい場面は悲しい構図
楽しい場面は楽しい構図
スリラーはスリラーの構図

上げるために下げる

何かアングルのキッカケを探せ

不必要なカットをしてはいけない
意味のないカットはいけない

ふんいきを出すこと
生活をだすこと

象徴を忘れるな

早口にしゃべる

気持ちでカットをきめ、アクションをきめろ

とにかくやってみること
アドリブをいかせ

全体を通じて何を描くか
そのためにはこのシーンで何を描くか
そのためにはこのカットで何を描くか

カメラを動かすより、人を動かすこと

ことのはじまりから、ことのおわりまではいけない
途中から途中までで、次へ飛ぶこと

常に全体のバランスを考えろ

シーンにその意味を書いておいて演技者に説明すること

カットつなぎによる面白さも忘れてはいけない




オヤジ殿の走り書きは、ここまでです。

シナリオ本文中にも走り書きはたくさんあります。それは、私だけの宝物にさせてください。

台本作成日 38.7.24 製作本読 38.7.26 仕上 2380メートルとあります。

この映画は、オヤジ殿が長い助監督時代に130数本以上の映画に携わり現場で吸収したものを形にする場だったと思います。

なかでも、オヤジ殿の仲人でもある故松田定次監督から学んだことは多いと聞きます。

直接、言葉で教えをいただくことよりもあの撮り方をすれば結果このような映画が出来上がるんだという現場での蓄積でしょう。

日本映画盛衰を身をもって体験、学び、そしてヒーロー番組でもその蓄積したモノでつくりだす。

いやはや、すごい人です。平山亨という人間は。

ブログをお読みの方々、映画、映像関係者には是非、オヤジ殿の走り書きを読んでいただきたいので拡散のほどお願い申し上げます。

今日の話題はここまで。
では、また。

追記
この映画を監督したのは、50年前の34歳の時。
いまだったら、違う走り書きになるかもしれません。



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【泣き虫プロデューサーの遺言状】講談社より好評発売中。
父、平山亨は、2013年7月31日23時24分心不全により他界いたしました。

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