2017-08

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亡き父がプロデュースしたヒーローの拘り

Reboot

ご無沙汰してごめんなさい。

先の映画【ライダー大戦】に続いて、映画【キカイダーReboot】が公開されました。
残念ながらスケジュールの関係で舞台挨拶を観に行くことは叶いませんでしたが、昨日2度目の鑑賞に行ってきました。

ある高名な方からご連絡があり、何故お父様は、ヒーローが高い所から登場するのに拘っていたのか?を知りたいと認めておりました。早速、以下のの通り拝復させていただきた次第です。

以下抜粋

お手紙、拝読させていただきました。何故、ヒーローが高い所からの拘っていたのか、という質問ですが父の最期の著書【泣き虫プロデューサーからの遺言状】でその記載がありました。なんと人造人間キカイダーの項でありました。父は無敵の読書家であり昔の映画も良く知っておりました。昔の映画のヒーロー出現のパターンだと云っており、監督と意見がぶつかり合いました。監督等は、敵の近くに出現したほうが人質救出にも理にかなっている。しかし、理屈ではなく格好良さを優先させました。それは、時代劇の師匠である松田定次監督から教わったことです。理屈じゃない。お客さんが観たい絵をつくるんですよ、という事。
 【泣き虫】の文中にも、ヒーローの条件は第一に、登場時に立つ場所の高さ。第二に印象的な決めポーズ。加えてその時に流れる音楽。
 偲ぶ会で脚本家の辻眞先先生が弔辞で仰っておりました。
 「いつも同じような展開ですか?」という質問に、父はこう答えたそうです。
 「歌舞伎でも落語でも、お客さんはオチまで知っているけど見聞きしに態々時間を割いて来てくれるでしょ?僕たちは将来にわたって通用する古典をつくっているのですよ。」辻先生は、その答えが嬉しかったと教えてくれました。


以上抜粋

父も若かりし頃は、理屈、理由を求めていました。
主役が退避する場所に“何故か”愛馬が待っている。

この理由を、娯楽時代劇の師匠である松田定次監督に聞いたところ、このように諭されたといいます。

 『娯楽時代劇は、お客さんが観たい絵をつくるもんだ。理由、理屈なぞ入れ込んだら面白くないだろ?』


父がプロデュースした番組は30分番組。それを一話完結にすることを良しとしていた。
30分番組といえども、実質20分と数秒。それを起承転結にしなければならない。

ある方が、”何故かこうなる”という作り方が好きだと云ってくれて、上機嫌だった父。

数々のヒーロー番組の文芸部分だけは誰にも譲らなかった父。
その拘りの根底にあるのは

 『父自身が子どもであり、自分が観たいものをつくりたいという思想姿勢だった』

ここに尽きるとおもいます。

ではまた。
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テーマ:特撮ヒーロー - ジャンル:テレビ・ラジオ

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父、平山亨は、2013年7月31日23時24分心不全により他界いたしました。

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